廃止が決まった日立電鉄ですが、近い割には2回しか訪問していません。最初は大学3年の夏期東北合宿最後の訪問地として仙台から乗った急行「十和田」での訪問でした。朝のラッシュ輸送を見た後、水戸線客車列車で小山を経由して帰宅した記憶があります。2回目は90年代になってから通り掛かりに少しだけの訪問でした。今の車両には余り魅力を感じないので、もう行かないと思いますが、それにしても雑多な車両を自社の事情によく合わせて使用していました。
1975年9月3日、1991年12月29日撮影
2004年12月23日製作

当時最古のオリジナル車両モハ12です。朝ラッシュを終えて日中の単行運用に入るところです。大甕駅の国鉄ホームからの撮影。

昭和50年9月3日撮影

元を正せば南武鉄道出身のモハ2230先頭の3両編成でラッシュの主役です。常北太田、小沢間

昭和50年9月3日撮影

元神中鉄道の気動車改造車両として有名なモハ13形の単行ワンマン運転です。朝ラッシュ時も3両、4両編成の合間に単行運転もありました。常北太田、小沢間

昭和50年9月3日撮影

元小田急のモハ1000形に元神中気動車改サハを交えた4両編成は最大の収容力でラッシュの主役でした。常北太田、小沢間

昭和50年9月3日撮影

モハ10の単行列車。当時は軌道線以外でのワンマン運転は他に余り例がなかったと思います。常北太田、小沢間

昭和50年9月3日撮影

元宇部鉄道のMTで揃った2両編成。癖のある車両の多い当線では珍しく普通の感じがします。常北太田、小沢間

昭和50年9月3日撮影

16年後に行ってみると同じ車両が活躍している一方で、元静鉄や元銀座線が入線しているのが確認できました。最後の活躍をする旧型車です。常陸岡田、小沢間

平成3年12月29日撮影

気動車改造電車も健在でした。大橋、川中子間

平成3年12月29日撮影