新幹線開業が現実的となり、旧型電気機関車や181系「とき」などを記録しておこうとひと冬に二回上越国境に出掛けました。やはり雪と絡めて写したかったのです。この頃まで雪国やスキーに縁がなかったため、本格的な積雪を初めて体験したことが思い出されます。
1977年12月、1978年2月撮影
2003年6月7日製作

第1回目、12月に行ったときはまだ積雪がなく当てがはずれてしまいました。越後湯沢で降りて撮影地に向かうところで捉えた上り普通電車です。後ろの工事は上越新幹線の高架です。

昭和52年12月撮影

越後中里方面に歩きながら来る列車を撮影しました。EF1630とEF1553の重連による上り貨物列車です。越後湯沢、越後中里間

昭和52年12月撮影

第2回目はシーズン盛りの2月に行ったところイメージ通りの雪景色で撮影が出来ました。荷物電車を先頭にした70系電車ですが、既に荷電は新型になっています。石打、越後湯沢間

昭和53年2月撮影

スキー場のゲレンデを邪魔者扱いされながら歩いていると思いがけずDE15のラッセルがやって来て慌ててシャッターを押した写真です。除雪車の稼働している姿を見たのは後にも先にもこの時だけです。石打、越後湯沢間

昭和53年2月撮影

数多くのスキー臨時列車が運転されるのもこの時期に訪問させた理由の一つです。12系客車をEF5851号が牽く上り列車ですが、例によって記録がなく列車名は不明です。石打、越後湯沢間

昭和53年2月撮影

黒い貨車を連ねた長い貨物列車も頻繁に通りました。前補機にEF1631号を付けたEF65PFが牽引する上り列車です。石打、越後湯沢間

昭和53年2月撮影

181系の特急「とき」が下り貨物列車とすれ違う場面です。この後サロが481系改造車と差し替えられ高さの揃わない編成となりましたが、きれいな編成で写せた最後の頃と思います。石打、越後湯沢間

昭和53年2月撮影

これも12系のスキー臨時列車ですが、本務機EF58の前に補機賭してEF1620号機が連結されています。このページの写真は光線の都合で全て上り列車となってしまいました。雪晴れの逆光撮影は難しいですね。石打、越後湯沢間

昭和53年2月撮影