大学4年夏の四国合宿は周遊券2枚を使って南近畿、四国、中国を回りましたが、最後に立ち寄ったのが水島臨海鉄道でした。当時、朝夕は元夕張鉄道の3両編成、日中はキハ07の単行で運転されていましたが、車庫では国鉄から払い下げを受けたキハ10が整備中で、キハ07の最後にかろうじて間に合った格好です。
1976年8月28日撮影
2006年8月12日製作

国鉄倉敷駅から少し歩くと水島臨海鉄道の倉敷市駅があり、元キハ07のキハ320号が待っていました。側線には福塩線のブルーのクハ16や水島臨海のキハ05タイプなど使用しなくなった車両が留置されていました。倉敷市駅

昭和51年8月28日撮影

取り敢えず終点の水島まで行ってみました。車庫があり色々な気動車が興味を誘いました。これはキハ07タイプですが片上鉄道風です。水島

昭和51年8月28日撮影

入線して間もない国鉄キハ10形2両が整備中でした。完成後はキハ07タイプを駆逐することになるのでしょう。水島

昭和51年8月28日撮影

これは元夕張鉄道の有名な3両固定編成です。ラッシュ専用と思われます。水島

昭和51年8月28日撮影

全体の雰囲気が判ります。真ん中も元夕張鉄道の片運転台気動車です。水島

昭和51年8月28日撮影

水島駅の跨線橋から写したキハ320です。戦後形キハ07の原型を良く残していました。水島駅

昭和51年8月28日撮影

発車前に写した車内の様子です。多分原型に近いものと思います。水島駅

昭和51年8月28日撮影

戻る時は倉敷市近くで下車し走りを写しました。前向きのコマは現像に失敗し、この後打ちのコマが残りました。グランド前付近

昭和51年8月28日撮影