仙台市電は一度だけ訪問することができました。大学鉄研の夏合宿が青森県で行われた際の帰途で、1975年9月2日のことでした。この市電はこの年の秋、私の訪問の数ヶ月後に全廃されてしまいました。ヨーロッパスタイルの小柄な車体に派手な色使いが私の嗜好とはいささか合致しませんでしたが、記録に残せたのは幸いでした。車両は後に長崎電軌で再会したものもあります。余談ですが当時国鉄仙台駅は新幹線の工事中で0時以降早朝まで列車を止めていました。夜行列車は貨物線迂回で運転され仙台駅を通らず、長町駅臨時停車でバス連絡でした。この撮影後の深夜、長町駅から上り「十和田2号」に乗車し、この旅行最後の目的地日立電鉄に向かいました。 |
全て1975(昭和50)年9月2日撮影
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2011年10月8日製作
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