この専用線は現地で全く偶然に見掛けて驚いたことを覚えています。当時はこの方面には余り興味が無く、情報にも無関心でした。当時から知っている人は知っている存在だったようです。80年夏、同期入社の友人と下北半島にドライブ旅行に行き、尻屋崎を目指していると踏切警報機とナローの線路が唐突に現れました。道路と並行するうちに鉱車を連ねた列車も現れ現役であることも判りました。連れは全く興味がないので、ここは再興を期して灯台見物に向かいました。帰宅後資料を漁って事業所名などを知った次第です。
1981年5月、91年10月7日頃撮影
2007年3月17日製作

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国道の踏切近くにある機関庫です。機関車は主力のニチユ15t。崖下は津軽海峡で機関車の上にこの軌道の先にある船舶への積み込み施設が見えます。

昭和56年5月撮影

同じ機関車を近くで見たところです。ラジエターグリルの曲線が効いています。

昭和56年5月撮影

10年後、同型機ですが10年間のエイジングが見られます。積車を牽いて埠頭へ向かう列車です。

平成3年10月7日撮影

その後ろ姿。並行する国道からの撮影です。

平成3年10月7日撮影

踏切から見える抗口を出る列車です。産出するのは石灰石だそうです。

平成3年10月7日撮影

国道の踏切を渡る後ろ姿。右カーブして海岸と道路の間を埠頭に向かいます。

平成3年10月7日撮影

埠頭から坑内に戻る空車列車。排気を水で冷却するために蒸気が出るそうです。

平成3年10月7日撮影

その後ろ姿。複線に見えますが、実は単線のドッグボーン形エンドレス配線だそうです。

平成3年10月7日撮影

1両のみの協三工業製15t機が姿を見せました。

平成3年10月7日撮影