小学校時代を中心に小倉に居住していたので北九州線は身近な存在でした。一方の福岡市内線は「ライトが小さい」など軽薄な印象を当時二回ほど遠足等で垣間見て抱いていました。結局撮影したのはこの時一回だけで既に全廃が決まり、路線は貝塚線と循環線のみで車両は500形オンリーとなっていました。小学生の頃は木造車が走っているのを見たことがありますが当時は「古い」との感想しか持ち得なかったのは子供ゆえ仕方のないことですね。 |
1976年3月11日撮影
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2002年9月22日製作
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貝塚線の終点貝塚電停の様子です。余裕のある長さに連接車が活躍していた頃が偲ばれます。西鉄の社旗がはためいているのも良い感じです。ここは同じ西鉄の宮地岳線との接続駅でもあります。現在は市営地下鉄の車庫になっているそうです。 | |
貝塚電停の乗り場の様子です。電車は千鳥橋から循環線に乗り入れるので次の電車がどちら回りなのかを表示する装置があります。「博多駅回り」は外回り、「天神回り」は内回りとなります。天神止まりはどちら回りなのでしょうか。 | |
貝塚線は全線が専用軌道になっていました。周囲の風景は北九州線の専用軌道区間と比べると「郊外で開けている。」という印象でした。九大中門電停付近 | |
貝塚線が循環線に出る千鳥橋電停に入って来る電車です。この電車は「博多駅回り」なので向かって右の線路へ入りますが、左の線路は「天神回り」の方向です。 | |
貝塚線に入らない循環線内回り電車が千鳥町に入って来たところです。 | |
こちらは循環線外回り電車が千鳥町に入るところです。 | |
大牟田線の始発駅のある天神電停です。長い安全地帯から連接車が次々とやって来た時代が偲ばれます。もっともそれは撮影当時からせいぜい10年以内のことなのですが。それでもこのように複数の電車が溜ることがありました。地下鉄工事のため線路の舗装が剥がされています。背景は大牟田線西鉄福岡駅です。 | |
これも天神電停に到着する電車です。道路には地下鉄工事のため鉄板が敷かれています。 |