その1 東京都、神奈川県
日本の大動脈「東海道本線」。振り返ってみると結構あちこちで撮影しているのに我ながら驚いています。機関車牽引列車を中心に70年代に撮影した写真を中心にご覧いただきたいと思います。数ページに分けて区間ごとに東京から下る感じで順次アップしてまいります。まずは東京から熱海までの区間です。
1972年3月から1979年7月の間に撮影
2002年1月20日製作

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東京駅15番線に到着し、まさに停止しようとしている上り特急「みずほ」です。出迎えの人々が列車の方を見て待ち構えています。ホームの発車案内にはこの後に据え付けられる特急「そよかぜ」が表示されています。東北常磐、上信越線列車の東京発着が廃止されるので見に行った時の撮影と記憶しています。

昭和48年3月30日撮影

まだ11月上旬なのにこの日は氷雨模様で肌寒く、SGの安全弁を吹かせたEF58が丸々一昼夜のあいだ走り続ける下り急行「桜島・高千穂」を牽引して昼前の東京駅を発車して行きました。

昭和47年11月10日撮影

東京駅に発着する唯一(だったと思います)の80系電車使用列車となっていた、11時半頃東京を発車する下り富士行き普通電車を有楽町駅のホームから狙いました。幸い他の電車とかぶらず堂々の長編成を捉えることが出来ました。

昭和48年3月30日撮影

浜松町駅前の世界貿易センタービル40階の展望台から東海道本線の最初の始発駅汐留を望んだところです。この大規模な貨物駅が消滅してしまったのですから驚きます。当時は想像したこともありませんでした。

昭和47年3月27日撮影

EF58形が重連で牽引するので有名だった荷物35列車を蒲田駅北方で狙いました。2両とも両方のパンタグラフを上昇させた本物の重連でした。

昭和53年2月撮影

日の長い夏の夕方、下ってゆくブルートレインを撮影するため有名撮影地根府川鉄橋を訪れました。風の強い日でしたが蜜柑山を登った位置に着くとクモユニ74形2連の下り荷物電車がやって来ました。根府川、真鶴間

昭和54年7月撮影

前出の荷物35列車ですが、この時は単機牽引になっていました。アルミ製の貨車もどき荷物車も目立つようになって来ました。根府川、真鶴間

昭和54年7月撮影

そろそろ全廃の噂がささやかれていたEH10形も貨物列車を牽引して元気な姿を見せてくれました。この形式は私と同じ年の生まれなので親近感を覚えます。根府川、真鶴間

昭和54年7月撮影

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